J.S.バッハの天才が最も力強く発揮され、壮大にして深遠、華麗にして神秘といわれる無伴奏ヴァイオリンのための6つの作品。
独自の鋭い感性と鮮烈なテクニックをもって、真摯に作品に取り組むヴァイオリニスト山根一仁が30歳の誕生日に全曲演奏します。
3曲のソナタは緩-急-緩-急の4楽章の、典型的な教会ソナタの形式をとっており、ソナタの第2楽章にはどれも長大なフーガを置いています。
一方パルティータは舞曲形式で構成され、特に第2番の「シャコンヌ」は最高峰の技巧と音楽性を要求する名曲です。
7年にわたるミュンヘン留学を終えて「完全に日本に戻った」山根一仁が、心境の変化を込めてバッハの神髄に迫る渾身の演奏をお届けします。
出演
山根一仁(ヴァイオリン)
曲目
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
横浜みなとみらいホール 小ホール
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